初めはメールだった。
突然来たメールに私は驚いた。
先輩から
「紹介してあげるから、色々案内してもらうといいよ」
とは言われていたが、
あまりにも何の前触れもなく、遊ぼうという誘いが来た。
好印象とは程遠い。
それよりも「この人なんなの?」という感覚だった事を覚えている。
会うもの面倒くさいって思ったほどだ。
でも先輩が好きになった人はどんな人なんだろうという好奇心から、
その人を一目見てみようと思ったのだった。
そしていきなり、彼から
「明日学校行くから」
と言われ、すごくあせった。
でも少し楽しみだったのも事実。
会うことになったのはいいが、
その日に学校で行われる“妙なparty”がいつ終わるのかわからず心配だった。
その“妙なparty”は、イスラム教のラマダンの断食時期が終わるため、
みんなでお祝いにイスラム料理を食べるというものだった。
でも何時に終わるのか、どんな規模のものなのかよくわからず、
また英語で質問もできず謎に包まれたpartyだった。
当日partyに行くと、思っていたものより小規模なparty。
また食事も豪華とは言い難いものであり、
友人と一緒に少し落胆。
まぁ、心配する程のpartyではなく、ほっと一安心。
適当なとこで抜け出し、
いつもお昼を食べているカフェへ。
それぞれ自分たちで持ってきたお弁当を食べながら、
彼の登場を待っていた。
だけど全然来ない。
友達は「まだー?」みたいな空気を出す始末。
電話してからしばらくしてもなかなか現れない。
これで変な人だったらどうしようって思った。
私も会ったこともなければ、顔を見たこともない。
どんな人がくるのだろう?
みんなでしばらく待っていると、
それらしき人物がカフェに入ってきた。
『ピンクー?!』
ピンクのポロシャツ。
半ズボン。
スニーカー。
サングラスがあまり似合ってないように感じた。
サングラス取ったらカエル見たいって思った。
今思うと、第一印象最悪だ。
でも私達みんながあまり話さない中、
いっぱい話してくれた。
私は楽しかった。
後日みんな聞いたところ、
「いつまで一緒にいるんだろう?」
と心の中では時間の心配していたらしいけど。
私はあの時、楽しかったよ。
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